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10分で理解できる7つの習慣のまとめ

今回は、社会人の基本ともされる7つの習慣について、まとめていきたいと思います。

10分も有れば読めると思いますので、ご覧ください。

 

第一の習慣ー主体的である

状況や条件付けが人格に影響を与え得ることは筆者も認めている一方で、

筆者が説く重要な指摘は、刺激と反応の間には、「選択の自由」がある。つまり、私達は人間だけに与えられた「想像、良心、意思、自覚」等の重要な能力によって、何が起ころうとも(刺激)、それが自分に与える影響(反応)を自分自身の中で「選択」することができる。


これらをふまえて、「主体的である」とは、私達の行動は、自分自身の決定と選択の結果である。私達は感情を抑えて自らの価値観を優先させることができる。

「主体的」とは、自発的に率先して行動することだけを意味するものではなく、人間として、自分で選んだ人生の責任を引き受けることも意味する。
今自分が不幸であると何年も感じていた方にとっては、その状況は自分が選んだことだという考え方は受け入れにくいだろうが、深く正直に「今日の自分があるのは、過去の選択の結果だ」と言えなければ、「私は他の道を選択する」と言うこともできないのである。

 

第2の習慣ー終わりを思い描くことから始める


自分が目指すもの、大切にしたいものを頭の中に植え付け、そのイメージどおりになるように日々生活していれば、人生が望まない方向に進んでいってしまうことはない。
この習慣を身につけるには、「個人のミッションステートメント」を書くのが効果的。

これは、

(1)どのような人間になりたいのか(人格)

(2)何をしたいのか(貢献・功績)

(3)それらの土台となる価値観と原則

を書く。
注意すべきことは、特に(3)についてで、土台となるもの、あなたの中心になるものが、人や物では行き過ぎた依存が生まれ、バランスが崩れてしまうことがある。

あくまで、土台におくべきなのは、公平さ、誠実さなど、あなたが最も大切にしたい価値観だ。

 

第3の習慣ー最優先事項を優先する


第3の習慣とは、第2の習慣、すなわち知的創造で思い描いたビジョンをかたちあるものにするための物的創造の習慣だ。また、第2の習慣はリーダーシップであり、第3の習慣はマネジメントともいえる。自分を律して実行することがマネジメントには必要である。
成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである。彼らも、必ずしも好きでそれをやっているわけではないが、自らの嫌だという感情を目的意識の強さに服従させているのである。
具体的な実践方法としては、物事を重要度(高・低)と緊急度(高・低)にまず分ける。その中で、「重要度が高く、緊急度が低い」事象をいかに行うかが最も重要である。ここに、あなたの成長に役立つ活動が入ってくる。
そのためには、何を為すかと同様に、何を為さないかを考えることも同じくらい重要である。重要事項に「イエス」と言うためには、他の用事がいかに緊急に見えても、「ノー」と言うことを学ばなければならない。

 

第4の習慣ーWin-Winを考える


1~3章で考察した私的成功の領域を経て、ここからは、人と人とが力を合わせて結果を出す、公的成功の領域に入っていく。第4~6の習慣を身につけると、相互依存の関係を効果的に築いていけるだろう。
Win-Winとは、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢である。Win-Winパラダイムは、人生を競争の場ではなく、協力の場と捉える。
Win-Winの考え方を発展させたものとして、「Win-Win or No Deal」という考え方もある。これは、どちらかが妥協する案しか解決策がないならば、どちらの方法もとらない、という考え方である。
Win-Winを成り立たせるには、

(1)人格

(2)人間関係

(3)協定

(4)システム

(5)プロセス

の5つが必要となる。
(1)においては、相互が第1~3の習慣で取り上げた人格を築き、「すべての人が満足することができる」という発想をもつことが大切である。
(2)の人間関係とは、相互の「信頼残高」を積み重ねて築き上げるものである。
(3)の協定とは、相互に期待することを明確にする、Win-Win実行のためのものである。
(4)のシステムとは、Win-Winの行動が評価される仕組みである。Win-Winを推奨すると言いながら、報酬の仕組みはWin-Loseになっているケースもある。そうするとWin-Winの関係は成り立たなくなってしまう。
(5)のプロセスは、第5・6の章で取り上げる。

Win-Winの本質はそのプロセスと強い相関関係がある。Win-Winのプロセスを踏まずして、Win-Winの結果に到達することはできない。目標がWin-Winならば、手段もWin-Winでなければならない。

 

 

 

第5の習慣ーまず理解に徹し、そして理解される

この習慣では、Win-Winの関係を築くために重要になってくる、「まず理解に徹し、そして理解される」ための傾聴方法について学ぶ。
私達はえてして、自分の過去の経験を相手の話に重ね合わせてしまう。そのため、人の話を聞きながら、同意したり反対したり、自分の視点から質問したり、助言したりしがちになる。ただ、そうすると相手は理解されたと感じられなくなってしまい、結果として自分のことが相手に理解されることもない。これは特に、親子のコミュニケーションなどでよく見られる特徴である。
話の聞き方のレベルで、最高レベルのスキルは、「共感による傾聴」である。これは、相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くことである。
「共感による傾聴」を身につけるためには、下記のステップがある。
第一段階は、「相手の言葉をそのまま繰り返す」ことである。次の段階は、「相手の言葉を自分の言葉に置き換える」ことである。そして、第三段階は、「相手の気持ちを言葉にする」ことである。最後の第四段階は、第二段階と第三段階を組み合わせたものとなる。すなわち「相手の言葉を自分の言葉に置き換えると同時に、相手の気持ちも言葉にする」のである。
第四段階の傾聴スキルが身につけば、相手は自分の助言を受け入れやすくなるであろう。

 

第6の習慣ーシナジーを創り出す

シナジーは人生において最も崇高な活動であり、他のすべての習慣の目的とするものである。
シナジーとは、簡単にいえば、全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくなるということである。一プラス一が三にも、それ以上にもなるということだ。各部分の関係自体が一つの「部分」として存在し、触媒の役割を果たす。それが、人に力を与え、人々の力を一つにまとめるうえで、もっとも重要な働きをするのである。
シナジーは、

(1)高い「信頼残高」

(2)Win-Winを考える姿勢

(3)まず相手を理解しようとする努力

これらがあいまって、シナジーを創り出す理想的な環境ができあがる。
シナジーを創り出すコミュニケーションでは、相互がそれぞれ出す最初の案よりも良い、第3の案を生み出すことができる。
互いの違いを尊重することがシナジーの本質である。そして、逆説的に聞こえるかもしれないが、違いを受け入れ、尊重する為には、お互いが「自立」していることが必須である。お互いが自立しているからこそ、他者を知的・感情的・心理的に違う存在として尊重できるようになるのだ。

 

第7の習慣ー刃を研ぐ


刃を研ぐとは、再新再生のプロセスである。つまり、他の6つの習慣を果たすために最も重要な「あなた自身」の価値を維持し高めていくための習慣である。具体的には、あなたという人間をつくっている四つの側面(肉体、精神、知性、社会・情緒)の刃を研ぐ。
肉体的側面の刃を研ぐというのは、自分の肉体に効果的に気を配り、大切にすることである。体に良いものを食べ、十分な休養をとってリラックスし、定期的に運動する。
精神的側面は、あなたの核であり、価値観を守り抜こうとする意志である。これは極めて個人的な部分であり、刃を研ぐ方法は、人によって全く異なる。著者の場合は、毎日聖書を読み、祈り、瞑想することが精神の再新再生になっている。文学や音楽に没入する人もいるだろう。雄大な自然との対話から再新再生を見出す人もいるだろう。
知的側面の刃を研ぐこととは、継続的に学ぶこと、知性を磨き広げていく努力をすることで、日頃から知識を吸収して知性を広げていこうと思ったら、優れた文学を読む習慣を身につける以外に方法はありません。


社会・情緒的側面の刃は、日々他者と接している中で研ぐことができるため、他の側面に比べそれほど時間はかからないが、訓練は必要となる。第1、第2、第3の習慣を身に付けて自立し、第4、第5、第6の習慣を身に付けて相互依存の状態を創り出すスキルが身に付ける必要がある。

 

ぜひ、身につけて今後に生かして行こう!